日頃気をつけること

絶対にこれだけは守ろうというのではなく、日頃心がけていきたいことをいくつか挙げてみます。
あれもダメ、これもダメではなく、中には体が必要とするものもありますので、限度なく行なうのではなく、何事もほどほどがいいのではないでしょうか。
ここで挙げることは、メニエール病だけではなく、体の健康を考えると当たり前のことばかりです。
その当たり前のことが中々できない人が多いのです。

ストレスをためない

メニエール病の発作の誘因には様々なものがあると言われていますが、中でもストレスが一番よくないとも言われています。
めまいの発作を起こすことへの不安感がストレスになり、そのストレスがめまいなどの原因になっている悪循環を生みます。

ストレスがたまると、メニエール病だけではなく、自律神経なども異常をきたしてしまいます。
上手にストレスを発散しなければいけませんが、ストレスの発散方法も人それぞれで、コレと言うものがありません。
自分に合ったストレス解消法を見つけていきましょう。

水分を摂り過ぎない

水分を摂りすぎると、内リンパ水腫も悪化します。必要以上に水分を摂るのはよくありません。
スポーツのあとや夏場など、汗をかいたあとの水分補給は必要ですが、喉が渇いたからと言って、清涼飲料水をガブ飲みしてばかりいるのは、望ましいことではありません。

反対に、気にするあまりに水分を必要以上に摂らないのも問題です。
体は水分を必要としています。血液がドロドロになったり、血栓ができやすくなったりしてしまいます。
更には、暑い時期だと脱水症状を起こしかねませんので、適度な水分補給に留めておきましょう。

お酒・タバコ

お酒を飲んではいけないというわけではありません。
お酒も水分には変わりなく、お茶や水よりも過剰に摂ってしまいがちです。
適度な量であれば、利尿作用もあるので問題ないでしょう。ただし、数ある安定剤の中には、アルコールと相性の悪いものもありますので、副作用が出る場合もあるので注意が必要です。

たばこに関しては、健康の面から言っても吸わない方が無難です。
ストレスになるという人もいるかもしれませんが、体がニコチンを欲していることからのストレスですので、できればやめた方がいいのです。
たばこを吸うと血管も萎縮し、それが原因でめまいを起こしやすくなってしまいます。これを機会に禁煙してみませんか?

カフェイン

カフェイン

カフェインが含まれている飲み物として、コーヒー、紅茶、緑茶などが挙げられますが、カフェインには利尿作用、覚醒作用などがあり、摂りすぎるとめまいを起こすものです。まして、カフェインの含まれているもので薬を飲むこともいけません。
1日に何十杯もコーヒーを飲むという人もいるようですが、できればたしなむ程度にして、ガブ飲みするのは慎みましょう。

ホルモンバランス(蜂の子)

女性であれば、生理の前や排卵時期になるとホルモンバランスが変るため、めまいや吐き気を起こす人がいます。
自分で水分の摂取量を控えていても、ホルモンの関係によって、どうしても体に水分をためてしまう状況になってしまいます。

排卵時期や生理になると、体がむくんだりしませんか?これは排卵から生理がはじまるまでの黄体期に関係があります。
黄体ホルモンが分泌されると、体が水分をためてしまうような状況になってしまいます。
生理が始まると軽減しますが、仮に妊娠すると黄体ホルモンは出続けますので注意が必要です。

蜂の子効果

メニエール病に蜂の子が、効果があると知っていますか? 蜂の子はホルモンバランスを整えてくれます。
東洋医学では、蜂の子は腎の機能を向上させてくれる効果があると言われています。
蜂の子が成長するためにはやはりホルモンが必要なのですが、この昆虫ホルモンこそがメニエール病に効果があると言われているのです。

メニエール病の手術の目的などを見ると分かると思いますが、めまいに重点をおいています。
この蜂の子は、メニエール病の症状の中で、難聴や耳鳴りに効果があると言われています。腎には耳に穴をあけるという作用があります。そして新しく髄液を作り出します。こ
うした理屈で、蜂の子はメニエール病に効果があると言われているのです。